せんせいにっき

『1年間の緊急時避難訓練』

2022.03.15

3月11日に避難訓練を行いました。
自由遊びをしている子どもも、クラス活動中の子どもも、地震を知らせる放送が始まると、しっかり頭を隠し真剣に取り組んでいました。
避難訓練後にこの1年間で行った訓練を振り返ることができるよう、グループタイムで話し合いをしました。保育者が「地震や火事が起きたときはどうしますか?」と尋ねると、子どもたちは「ダンゴムシのポーズ(頭を守る姿勢)をする!」「ハンカチで口を押さえる!」「先生の話をよく聞く!」「みんなで園庭に逃げる!」と身を守るために大切なことをたくさん確認することができました。


避難する際に大切なことを話し合いました


紙芝居で地震について知ります


パネルを使って「おはしも」の確認をしました


   

1月の地震・火災訓練では、各クラスりんごママにも参加していただきました

1年間、緊急時(地震・火事・突風・落雷・不審者の侵入等)に備えて様々な訓練を行ってきました。4月当初は火災報知機の音や雰囲気に驚いてしまう子どもも多くいましたが、今回はどの子どもも素早く身を守る姿勢をとることができていて、子どもの成長を感じました。
年長組の子どもたちには園で行った訓練を忘れずに、小学生になっても緊急時に身を守れるよう行動してほしいと思います。
来年度も園では子どもたちの命を守るために大切な毎月の避難訓練をしっかりと行っていきたいと思います。
 
雪であそんだよ

2022.02.08

先日、園庭に雪がうっすらと積もった日のこと。


「わぁ雪だ」「地面が白くなってる!」と雪を見て大喜びの子どもたち。
「雪だるまつくろうよ!」「わたしは雪のおうちをつくってみたいなぁ」「それってかまくらでしょ?」などと楽しそうに話をしながら雪に向かって走っていました。

手でつかんだり、指でそっとつついたりしては「うわぁ~!つめたい!!」「手の形がついた!!」などと大騒ぎ。
「あっ!なくなっちゃった・・・」と、手のひらに乗せた雪がすぐに溶けてしまう発見があったり、「ぼく、はじめてさわったよ!」「サラサラだね」と雪の感触を味わったりと、思い思いに楽しむ姿がありました。


中には、「雪だるま作りたいけど雪がたりないなぁ」「砂と混ぜてみようよ」等と言いながら、集めたり固めたりする子どもたちの姿もありました。



わずかにつもった雪はたくさんの子どもたちの手に触れて、温かい日差しとともにどんどんなくなっていきましたが、「また今度はもっともっといっぱい降ったらいいね!」と、次に雪あそびができる日を心待ちにしている様子の子どもたちでした!

まだまだ寒い日が続きます。冬ならではの遊びや経験を子どもたちと楽しんでいきたいと思います。
 
年中組 もうすぐ節分♪

2022.01.31

2月1日に行う豆まきでは、子どもたちが鬼に変身します。その時にかぶる鬼の頭を作りました。
その時の様子を子どもの姿と一緒にお伝えします。

~活動の内容~

①画用紙の上に鬼の髪の毛の型紙を置き、2人ペアになって縁どり切る。


「しっかり押さえておくね!」



「ありがとう!」




②髪の毛は紙遊び・フィンガーペインティングの技法を使い、模様をつけました。
「ぼくは絵の具でカラフルにしよう!」「きれいでしょ!」



「絵の具も紙遊びもどっちもしようー!」




「かたつむりみたいなくるくる作っちゃお。」




紙遊びでは、様々な折り方や切り方、貼りつけ方を工夫しました。
フィンガーペインティングでは、絵の具の感触を味わいながら指を動かして描いて
いました。

③スチレン皿やトイレットペーパーの芯を使い、つのを作る。
「鬼のパンツの模様にしよう!」



「カラフルなつのにしよう!」



つのはスチレン皿とトイレットペーパーの芯を使って作りました。
1本つのや2本つの、3本など一人ひとり鬼のイメージを膨らませ、様々な形や大きさのつのを作り模様を描いていきました。

「かんせい!」



スチレン皿にクレパスで描くと、「いつも(紙や画用紙)と違う感じ-!」と描き心地や発色の違いに気付く子どもたちの姿が見られました。
また、トイレットペーパーの芯の、角の下の部分に切り込みを入れ差し込むことで立体的なつのを作ることができました。

④ますづくり
新しい素材『色コーハン』で袋折りにも挑戦して、ますを折りました。




今回の活動を通して、様々な新しい素材に触れ、工夫して製作する楽しさを味わうことが出来たと思います。
豆まきの当日には、自分の作ったお面を被り、「鬼は外!」「福は内!」と元気いっぱい豆をまいたり、鬼役になりきって逃げて走ったりすることを楽しみたいです。
砂場遊び

2022.01.28

 寒い日が続ていますが、子どもたちは元気に外遊びを楽しんでいます。 その中でも、子どもたちが大好きな砂場での遊びの幅が広がるように、パイプや雨どいをいろいろな長さに切ったものや、ホース、じょうごを新しく出しました。 これらの道具は繋げたり組み立てたりすると、面白い使い方が出来ます。


 道具を出した途端、「これは何!?」「砂にさしてみよう」と道具を手に取る子どもたち。色々なやり方をして楽しんでいる中で、パイプやトイを繋げて水を流すとトンネルのようになり水が流れることに気付いた年長児がいました。
 「こうすれば水の流れが繋がるんじゃないかな?」「このパイプは水道管にしよう!」などと言いながら試行錯誤し、どんどん発展させていきました。パイプを水道管に見立てていた子どもたちは、砂の中にパイプを埋めて、水がこぼれないようにじょうごに入れて流し、工夫する姿もありました。

 そんな年長児の姿を見た年少児も、友だちや先生と一緒にどうすれば水を流すところが作れるのか、砂の山を作ってみたり、道具を重ねてみたりと思いついた方法を試し、考えながら作り進める姿が見られていました。 また、水を流した先に穴を掘って大きな池を作り、そこにおもちゃの船を浮かべたりしながら想像を膨らませる様子もありました。

 子どもたちは、どのようにしたら自分たちの想像したものを作れるのか友だちや先生と一緒に考えながら遊びを発展させていました。
 これからも、子どもたちの想像力を豊かにする遊びを取り入れていきたいと思います。
かがみもちが出来ました☆

2021.12.13

12月6日にもちつきを行いました。年長組の子どもたちが杵と臼を使ってもちをつき、年少組・年中組の子どもたちが応援しました。
そして、年長組の子どもたちがついたもちでかがみもちが出来ました。
  

子どもたちは「僕たちがついたおもちだ!!」「つきたての時は柔らかったのにカチカチになってる~」と近くで見て触ってみる姿が見られます。また、宙広場に先生たち手作りの杵と臼、おもちやきのあるおもちつきセットで「ぺったんぺったん♪」と年長児がもちつきをしている様子を見ていた年少・年中児もおもちつきごっこを楽しんでいます。
 

もちつきの活動を通して、子どもたちはおもちができる工程を知ったり、ぱらぱらのもち米から蒸したりついたりすることでだんだん粘り気のあるおもちに変化していく様子を見ることができました。
  

子どもたちと楽しく行ったおもちつき。2022年も子どもたちにとって素敵な思い出がたくさんの一年になりますように...☆
 
年中組 もうすぐ歳の市あそび♪

2021.12.13

12月15日に行う歳の市遊び(お店屋さんごっこ)に向けて
年中組では各クラス4,5人のグループに分かれ商品づくりを楽しんでいます。

年中組はクラスで1つのお店を開きます。

~活動の内容~
①何のお店にするかクラスのみんなで話し合いをしました。

たくさんのお店の候補が出る中、
ばら組・・・ピザ屋さん
きく組・・・アイスクリーム屋さん
うめ組・・・ダイヤモンドアクセサリー屋さん
ゆり組・・・魚屋さん
に決まりました。

②4,5人のグループに分かれ、どんな種類のピザ、アイス、アクセサリー、魚をつくるか、何の素材を使って作るか等を話し合いました。



「コーンが乗っているピザはどう?」「バナナ味のアイスにしようよ!」
「ダイヤモンドはキャップで作ろう!」「たこはトイレットペーパーの芯で作ったらいいんじゃない?」
とたくさん話し合いをし、自分の思いを伝えたり、友だちの意見を聞いたりする経験をしました。

③商品づくり
たくさん売ろう!と目標を決め、グループごとに商品を作っています。






1つひとつ子どもたちが思いを込めて作った商品。
友だちと協力して作り上げる難しさや達成感を味わうことが出来ました。
歳の市遊び当日は売り手、買い手の両方を楽しみます。 お店屋さんの看板を作ったり、みんなで商品の値段を考えたり、お財布・お金を作ったりしながら当日を心待ちにしています。

 
年長組 クリスマス製作をしたよ♪

2021.12.09

 イルミネーションやクリスマスの飾りでにぎやかな園内には子どもたちの笑顔や元気な声があふれています。
 さて、年長組では、先日クリスマスを心待ちにしている子どもたちとクリスマスにちなんだ製作をしましたので、
子どもたちの姿と一緒にお伝えしたいと思います。



①紙皿に絵の具を塗る 
☆赤・黄・紺の中から選びました
「赤色にしようかな~?」「わたしはきいろにする!」
 


②切り込みに麻ひもを引っ掛け、裏面で結ぶ
☆試行錯誤しながらも細かい作業にも挑戦しました
「むずかしいな~」「強くひっぱりすぎないように~・・・」
 


③5本の麻ひもに上下交互に毛糸を編む 
☆手先を使って編んだり、結んだりしながら集中して取り組みました
「うえしたうえした~・・・」「だんだんツリーの形になってきた!」

 


④スパンコールやわた、どんぐりやまつぼっくりなどの自然物を使って装飾する
☆新しい素材や自らが拾った自然物を用いて飾りつけをすることを楽しみました
「ここにどんぐりつけようかな~?」「わたの雪をいっぱいふらせよう~♪」

  

 今回、“毛糸を麻ひもに編む”という新しい製作を経験しました。
手先を使う少し難しい工程では「おしえてあげる!」「紙皿もっててあげるね」などと友だちと協力したり、教え合ったりしながら作り進める姿が見られました。
わたを雪に見立てて飾りつけを楽しんだり、スパンコールなどの細かいパーツの貼る位置までこだわったりと装飾にも時間をかけて丁寧に作り上げました。
完成した作品を保育室に飾り、子どもたちと一緒にクリスマスを心待ちにしたいと思います♪
 
☆メリークリスマス☆

2021.12.08

12月になりました☆25日はクリスマスですね。
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日で、世界中の人々が幸せに暮らせるようにと願う日です。
園では子どもたちがクリスマスを心待ちにしながらクリスマス製作を行い、作った作品を保育室に飾っています。


年少組保育室                 

年中組保育室

  
年長組保育室

また、園内にも様々なクリスマスの装飾があり、子どもたちは「もうすぐクリスマスだね♪」「みてみて!きれいだねぇ☆」と飾りを見て嬉しそうに友だちと会話する姿も見られます。
  
宙広場                          


廊下


職員室前
       

夕方園庭

12月10日には園でクリスマス会を行います。子どもたちとクリスマスを楽しみたいと思います♪
 
『きせつのせいさくコーナー』

2021.12.07

 吹き抜ける風がますます冷たくなってきましたが、寒さに負けず、園庭で元気いっぱい遊ぶ子どもたち。「黄色の葉っぱ、いっぱい見つけたよ!」と園庭の落ち葉を拾い集める姿や、登園中に見つけた葉っぱを幼稚園に持ってくる姿が見られてます。

 ピロティの『きせつのせいさくコーナー』では、10月に子どもたちと行った“どんぐり山”で拾ったどんぐりやまつぼっくり、木の枝、落ち葉、幼稚園で育てたあさがお・ひまわり・野菜など様々な種類のたねなど、いろいろな自然物を使った製作を楽しんでいます。




「どれにしようかな~」


「スプーンを使って、ボンドをぬるよ!」


 段ボールに、どんぐりや種をつけることを楽しむ姿や、木の枝にどんぐりをつけ、剣やステッキに見立てて作ったり、落ち葉やたねを並べ顔に見立てたり、子どもたち一人ひとりが想像力を広げて作った作品が見られます。


 これからも子どもたちと一緒に、身近な自然物に親しみながら、季節の製作を楽しみたいと思います。

年少組 はさみを使って製作を楽しんでいます♪

2021.11.12

年少組では、日頃からクレパス・カラーマーカー・のり・はさみ等、様々な諸道具を使って製作することを楽しんでいます。
その中でも、今回ははさみの活動を紹介したいと思います。
幼稚園では、はさみの活動を始める前にはさみの約束事を話し合い、確認しながら取り組んでいます。

☆はさみの約束
・友だちに向けない
・服や髪を切らない
・振り回さない
・使い終わったらふたをする

また、はさみを正しく持てているか、保育者と一緒に確認しています。



1学期に行った初めてのはさみの活動では、直線の1回切り(ちょきん)や2回切り(ちょきん、ちょきん)を経験しました。


その後、七夕の笹飾りで星を切ったり、顔づくりで大きな〇を切ったりする経験をしました。
 

そして今回は、ギザギザ・なみなみの形を切る活動を行いました。線の向きに合わせて紙の向きを変えたり、細かくはさみを動かしたりして、集中して切り進める姿が見られました。子どもたちからは「上手に切れたよ!」「草の形になった!」などと、はさみの活動に意欲的に取り組み、達成感を感じているようでした。
また、クリスマス製作でもはさみの活動を取り入れる予定です。
ぜひ、ご家庭でもはさみお使い方を確認しながら、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

 
 


 

年長組 芋ほりに行ったよ♪

2021.10.27

先日、年長組のみんなで芋ほりに行きました。

出発前に交通ルールの確認をし、軍手、スコップ、ビニール袋を持って芋畑までみんなで歩いて向かいました。

「いってきまーす♪」「いっぱい掘れるかな~♪」

 


芋畑が見えてくると「わぁ大きい畑だ~!」「早く掘りたいな~♪」と嬉しそうな表情を浮かべていました。

到着すると芋畑の方が迎えてくださり、さつま芋の育ち方や掘っていく上で大切なことを子どもたちに伝えていただきました。

 

「さつま芋は土の中で育つんだ!」「お芋がスコップで傷つかないように掘らないとね~!」

軍手をはめ、スコップを持っていよいよ芋ほりのスタートです。

土の中から出ている株のツルを1つずつ持ち、さつま芋を傷つけないよう周りの土から掘り進めていきました。

「お芋見えてきたよ!!」「ツルにたくさんお芋がついてきた!」
 


子どもたちは土に触れながら自分たちの手でさつま芋を掘る楽しさや収穫できた喜びを味わう様子が見られました。

これからも季節を感じながら様々なことに興味や関心をもち、子どもたちと一緒に活動を楽しんでいきたいと思います。





 

秋の自然物

2021.10.27

先日子どもたちはどんぐり山に行き、たくさんの秋の自然物を拾いました。
また、年長児は芋ほりにも行き、さつまいもをたくさん収穫しました。





どんぐり山での様子




どんぐり山で拾った自然物







芋ほりの様子

園ではこれらの自然物を使って製作をしたり、様々な種類のどんぐりを展示し、その形や大きさ・帽子の違いに気づき、不思議に思う気持ちを大切にしています。
また、年長児が収穫したさつまいもを子どもたちが観察できるよう展示しています。展示物から子どもたちはさつまいもができる過程を知ったり、さつまいもを手に取りその感触を楽しんだりする姿が見られます。

 


この季節ならではの自然を楽しめるよう、今後も様々な工夫をしたいと思います。
『ハッピーハロウィン♪』

2021.10.12

10月31日はハロウィンです。
ハロウィンは外国のお祭りで秋の収穫に感謝をする日です。
子どもたちがハロウィンというお祭りを知り、楽しめるよう園内に様々な飾りつけをしています。


職員室                  

  
職員室前


宙広場                    


お台所

子どもたちは「わぁ!ハロウィンだぁ」「なんでカボチャに目があるの??」と飾りつけに興味津々です!ハロウィンを子どもたちと楽しみたいと思います。
年少組 お遊戯を楽しんでいます♪

2021.10.04

 最近、年少組では、運動会のお遊戯に取り組んでいます。
「パンはパンでも」の歌のリズムに合わせて手拍子をしたり、身体を動かしたりして楽しんでいます。


 運動会を行う小学校の校庭に行った時には、「どんなところかな?」「たのしみ!」とわくわくしながら校庭に向かい、元気いっぱいお遊戯を踊りました。幼稚園に帰ってくると「また行きたい!」と次のお遊戯が待ち遠しい子どもたちも見られました。次の日登園してくると「おうちで踊ったよ!」「音楽かけて!」と張り切って踊る姿も見られました。

 また、手作りのポンポンをつけて踊ると「これ、お母さんと一緒に作ったよ!」と、より楽しんで踊っていました。

ポンポン作りのご協力ありがとうございました。

運動会当日の子どもたちのかわいく踊る姿を楽しみにご覧ください。















『かんたん製作遊び』

2021.08.16


8月になって緊急事態宣言が発出され、なかなか外出できず家で過ごす時間が増えたご家庭も多いのではないでしょうか。今回はおうちでも楽しめるトイレットペーパーの芯を使った簡単な遊びを紹介したいと思います。
<材料>
トイレットペーパーの芯
<道具>
はさみ(カラーマーカー・シールなど)

<作り方>
①    トイレットペーパーの芯を半分や1/3のサイズに切る。



②    切り口(ふち)に1cmほどの切りこみを等間隔に4か所入れる。



③    反対のふちにも同じように切り込みを入れる。
         
☆切り込みを深くしたりV字にしたりすると組み立てやすくなりますよ♪


④    切り込み同士を合わせて積み上げる。
  
 じゃーん!!

 いくつ組み合わせることができるかな?



カラーマーカーやシールなどを使ってオリジナルの素敵なブロックも作ってみてください♪


まだまだ暑い日が続きますが、お体に気をつけて楽しい夏休みをお過ごしください。
夏休み明けに元気いっぱいの子どもたちに会えるのを職員一同楽しみにしています。


 
クマゼミを見つけました!

2021.07.30

園庭にセミの抜け殻が現れ始め、元気なセミの声が聞こえ始めました。
 
セミの声が響くのは午前9時すぎの鉄棒近くの、さるすべりの木です。声のする方に子どもたちが集まっていました。“もしかして、セミにあえるかも!?”とワクワクしながら、一緒にセミの鳴き声のする方へ歩いていきました。



聞こえたのは「ジリジリジリ~~~~」と「シャンシャンシャ~ン」という鳴き声でした。
時には「ジリジリ~~シャンシャンシャ~ン」という鳴き声。年長組のこどもは「この鳴き方はクマゼミとアブラゼミかも!」と鳴き方をよく聞いて、何の種類のセミかを考えていました。そのまま、さるすべりの葉や花を見あげて「セミいるかな?」と、隅から隅まで探していると…。
「あそこにいるよ!!」
木の頂点ともいえる高い位置に1匹。
 
そこから離れた場所にも、もう1匹いました。

 
 大きめの黒い体で綺麗な透明の羽根を震わせながら一生懸命鳴いているのがわかりました。鳴く時にバタバタと羽根を震わせている姿を見た時、感動して鳥肌が立ちました。こんな貴重な瞬間を子どもたちとともに見ることがたできたのがうれしくて暑さはどこか飛んでいきました。
 
手の届く高さにセミがいたら、手に取って子どもたちに見てもらいたいですが、なかなか近くで見ることできません。「セミに会いたい!」という気持ちは子どもも大人も同じですね。
 
さるすべりの木を下から眺めていると、その願いが届いたのか、クマゼミが飛んできて木の下にとまりました。

「虫採り網使ってみる!絶対に捕まえるからね!頑張る!」うれしい知らせを聞いて子どもたちが集まってきました。


 あと一歩です。
 先生に抱っこしてもらい…             
         

 念願のクマゼミとご対面!
「やっとクマゼミに会えたね。」   
                                       
 年長組の子どもが登園時、幼稚園の前で捕まえたというアブラゼミ(左)とともに二匹並べてみました。
クマゼミの羽根が透明でとても綺麗でした。
 
 
「ジリジリジリ~~~」はアブラゼミ、「シャンシャンシャ~ン」はクマゼミ、鳴き声の定番といわれる「ミ~ンミンミンミンミンミ~ン」はミンミンゼミ。子どもたちは鳴き方を聞き分け、語り合いながら図鑑を見て体のしくみ等調べたりして楽しんでいます。
 
これから暑くなり、セミの鳴き声は暑さをより一層感じてしまう方もいると思いますが、セミの大合唱を全身に浴びて夏を思い切り感じるのも、この季節の醍醐味で8月になると、ヒグラシやツクツクボウシの声も聞こえてきます。
 長い夏休みが続きますが、お子さまと昆虫採集に出かけられた時、セミの声に耳を傾けてみたり、セミの種類に気づいていただいたりすると、セミ科の昆虫が愛おしく思えてくるようになり、ますます好きになられると思います。少し近づいてみてはいかがでしょうか。
 
年中組 ボディーペインティングをしたよ!

2021.07.20

 6月29日にばら・うめ組、7月6日にきく・ゆり組がボディーペインティングを行いました。
ボディーペインティングでは、子どもたちが絵の具を手足や体につけて絵の具の感触を味わい、Tシャツや大きな布にダイナミックにつけて表現して遊びます。
 
ボディーペインティング当日、登園するとすぐに「今日はボディーペインティングの日だよね!」「はやくペタペタしたいな~」などと、とても心待ちにしている子どもたちの姿が見られました。最初に約束事を確認して、いよいよスタートです。





手や足の裏にボディーペインティング用の絵の具をつけて服や、着ているTシャツや園で用意した布にどんどんつけていきます。始めは絵の具を手につけることに躊躇している子どももいましたが、行ううちに「きもちいいね~」「なんだかにゅるにゅるしてる!!」と感触を味わい、「○○くんのせなかぺたぺたしていい?」「△△ちゃんの服白いところあるからもっとぺたぺたしよ~!」などと、友だちと話しながら楽しんで取り組んでいました。また、「見てみて!青して紫して、オレンジしたら色がだんだん変わって、黒みたいな色になってきたー!!」と手のひらやTシャツにつけた絵の具が混ざり合い、色が変化していることを発見し嬉しそうに伝えてくれる子どもの姿も見られました。





これからも幼稚園だからこそできる、ダイナミックな遊びを楽しんでいきたいです。

 
年少組 製作活動 ~色水遊びでジュースを作ったよ☆~

2021.07.19

 園庭では、色水遊びをし、4色(赤・青・黄・白)を混ぜ、様々な色が出来ることを楽しんでいます。
 そこで、保育室でも色水遊びをし、作った色水をコップに見立てた画用紙に筆を使って塗り広げるという色作り遊びをしました。保育者が画用紙を子どもたちに見せ「美味しいジュースを作ってみましょう」と声をかけると「私は紫のジュースがいいな!」や「メロンジュース作りたい!!」などとそれぞれイメージを膨らませていました。
 
①赤、青、黄、白の中から2色選び、カップの中に入れる。
 
   
 
 
②筆で混ぜる
                                                                                                         
 
  
 
 
③画用紙のコップに塗り広げる。
 
   
 
 
 
 子どもたちは「私は赤と黄色を混ぜよー!」と言い、カップに慎重に絵の具を入れ、色が混ざり合うことを楽しんでいました。そして、出来上がったジュースを見て「青色と黄色を混ぜたら緑色になった!」や「紫色のぶどうジュースができたよ」と保育者に嬉しそうに見せる姿がありました。また「○○くんはこんなジュースが出来てるよ!」と友だちの作品にも興味を持ち、2色の色を混ぜると、様々な色に変化することを知ることが出来ました。
 これからも様々な製作に取り組む中で、色の変化に気づいたり、イメージしたものを様々な色を使って表現したりすることを楽しめるように、保育していきたいと思います。
『絵本の部屋』

2021.07.15

 絵本の部屋は、子どもたちが落ち着いて絵本を楽しめるように、机の配置や絵本の並べ方を工夫しています。
 特に外で遊ぶことのできない雨の日は、いつもより多くの子どもたちが遊びに来ます。



 自分で好きな絵本を選んで見たり、先生に絵本や紙芝居を読んでもらったり、あやとりの絵本を見ながら真似をしたりして楽しく過ごしています。





 ある日、年長組の子どもが年少組の子どもに絵本を読み聞かせている姿が見られました。預かり保育(りんご組)で顔見知りになり親しくなった二人が、偶然、絵本の部屋で出会ったようです。
 年少の子どもは読んでもらえる嬉しさを味わい、年長の子どもは読んであげる楽しさや頼られ慕われる喜びを味わっている姿が見られ、遊びを通して絵や字に触れています。

 このように子どもたちは、絵本の部屋や宙広場などで、異年齢の友だちと一緒に遊びながら様々な経験を重ね、遊びを楽しんでいます。

『今野翔太選手から、バスケットゴールをもらったよ!』

2021.07.14

この度、プロバスケットボール選手の今野翔太さんから、子ども用のバスケットゴール2台を寄贈していただきました。

日本のバスケットボール界を盛り上げていくために、多くの子どもたちにバスケットボールを知ってほしいという願いから、幼稚園や保育園にゴールを寄贈する活動をされている今野選手。

先日、園にお越しいただき、年長組の子どもたちとともにささやかな寄贈式を行いました。

バスケットボールってどんなスポーツ?
プロの選手ってどんな人かな?
真剣な表情と少し緊張ぎみな様子で今野選手と対面…。

優しくそして楽しくお話ししてくださる今野選手を前に、すぐに笑顔と笑い声で溢れ、今野選手のお話しに引き込まれていくこどもたちの姿がありました。

自己紹介の後様々なボールハンドリングやドリブルの技などをみせていただきプロの選手ってすごい!!と心奪われた様子のこどもたち。
『おぉ〜』と歓声があがったり、拍手がおこっていましたよ。

すごいなー!と思ったあとは、
やってみよう!!できるかな〜♪と挑戦モード!
みんなでシュートの体験もしました!
 
やったー!とおもわず喜びのガッツポーズも…♪

最後の質問タイムでは、こどもたちから
「どうして上手なんですか?」「どうしてバスケット選手になろうと思ったんですか?」等となんとも素敵な質問が!!
幼い頃にバスケットボールに出会い夢を抱いたお話しや、たくさん練習をして夢を叶えた話等をお聞きすることができました。

寄贈していただいたバスケットゴールは、子どもたちにとって様々なスポーツに触れる経験のひとつとなるよう、遊びの中で活用し、大切にしていきたいと思います!!

今野選手、ありがとうございました!


___________________
今野翔太選手
2007 大阪EVESSA入団
2013 信州ブレイブウォリアーズ 移籍
2014 大阪EVESSA復帰
2020 西宮ストークス 移籍
SPILITS ACADEMY箕面校 監修・指導
 

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